クライアントの要望に応えるたびに、
新たな技術を生み出していく。

就活の時、探していたのは、ニッチな業界で実は日本で一番という会社。まさに当社がそうで、エージェントサイトで紹介された際、一発で魅力を感じました。入社時の希望は営業でしたが、最初の配属はメンテナンス。しかし営業活動を行うにしても、機械のことを知らないと始まらないと思っていたので納得感がありました。
電車の車両くらいの大きさの洗濯機を見たときは驚きました。そして世の中にこんな機械があって、それがいろんなところで活躍しているというのはカッコいいなと思いました。しかし文系出身の私にとってメンテナンス業務はわからないことだらけ。先輩に「○○取って」と言われても、工具の名称すらわからないから動けない（笑）。
そんなスタートでしたが、1年間、業務に取り組むうちにメンテナンスの仕事に魅力を感じるようになってきました。メンテナンスは機械納入後の定期的なサポート、突発的な故障や不具合への対応など、お客様との接点が非常に多く、その中でお客様から聞いたメンテナンスしか知り得ないことを、営業にも開発にもフィードバックできる、“最前線”の仕事だとわかったからです。その後、営業に異動することなく、メンテナンスに携わっていますが、その中で大きなやりがいを感じています。

当社のメンテナンス業務の難しいところは、お客様ごとにオーダーメイドでランドリープラントを提供しているため、設置されている機械も工場内の環境も違うこと。なんらかの故障が起きたとき、原因究明を行うためにどこを見たらいいのか。それは経験を重ねることでしかわかってきません。
そこで私は入社以来、自分が現場で対応した内容を携帯電話にメモと写真を記録して、別の現場で見返して参考にできるようにしています。４年目の今ではだいぶ自分のアーカイブも溜まってきました。自分の考えで故障を直し、機械が動き出した瞬間ほっとし、さらにお客様に喜ばれる時は大きな達成感を覚えます。
まだ不安なこともありますが、どうしても自分だけでは解決できないときは、上司や先輩など経験豊富な社内の誰かに問い合わせれば必ず解決します。自分ではやるべきことを全てやったつもりでも、「あれは試した？」ということが出てくるもので、その度に経験値の差を感じます。社内に圧倒的なメンテナンスのノウハウ・スキルの蓄積があるのは当社の強み。今後もそれらを吸収しながら、実力をつけていきたいと思っています。

メンテナンス業務を行う上で心がけているのは、なるべく早め早めに動いて、お客様の機械を確実に直していくことです。大きい洗濯機だと100キロクラスの洗濯物を洗うものもあり、その一台が止まってしまうと、お客様の工場の生産量が大きく落ちてしまいます。
それはお客様の業績にダイレクトに影響します。そうした責任ある仕事を担っているのだということをいつも肝に銘じています。
そんな中でお客様との信頼関係を構築していくことが私の今の目標です。先ほども言ったように、メンテナンスは当社の最前線の仕事。
私はまだできていませんが、上司は頻繁に開発や営業の方々と情報共有を行い、次の展開につなげています。また、メンテナンスを経験後、営業に異動した上司や先輩は、豊富なメンテナンス知識を活かして、お客様から絶大な信頼を得ています。諸先輩方に続いて、私もメンテナンスを武器に、幅広いフィールドでお客様に信頼される人になることを目指したいと思っています。