100年以上の歴史を持つアイナックス稲本には、脈々とものづくり精神が引き継がれています。1年・365日、お客様のプラントで稼働し続ける生産設備。そんな中、お客様から、「アイナックス稲本の機械は安定して稼働を続けることのできる製品」との評価を受け、今では業界シェアNo.1。業界を牽引し続けるトップランナーである私たちの製造技術は今日もなお進化し続けています。

アイナックス稲本は、機械を納めるだけの単なる機械屋さんではありません。プロの洗いを必要とする洗濯物はトラックで洗濯工場に持ち込まれ、洗濯、脱水、乾燥、仕上げ（アイロン）、包装まで全ての行程をその工場で行います。工場の機械本体はもちろん、プラント設備全体をトータルでサポートし、納入後のメンテナンスまで行う。それがランドリープラントの総合エンジニアリング企業であるアイナックス稲本です。

ランドリープラントは水や熱を多く使うため、排水や排熱の有効利用が求められます。アイナックス稲本は、2017年に東証一部・三浦工業グループに参入して以来、三浦工業グループが持つ“水“や“熱”に関する技術を活用し、地球環境保全への取り組みを推進。製造現場の自動化、IoT技術の導入による環境負荷低減や、熱・水等稼働環境・省エネにも貢献する工場のトータルエンジニアリングを、お客様に提供し続けています。

業界が違えば洗うものが変わり、使用する機械設備も変わります。アイナックス稲本はニーズの異なるお客様それぞれに合わせて、プラント設計の図面を製図し、最適な機器をチョイス。ワンストップで最適なプラント設備を提案しています。また、設備導入のための施工計画から引き渡し、その後のメンテナンスまで一気通貫で引き受けます。さらに設備を使用するお客様の声を現場で受け止め、製品の開発に反映させる営業にも力を入れています。

洗うこと、乾かすこと、仕上げること。洗濯機械のひとつひとつに、アイナックス稲本の技術が詰め込まれています。無人オペレーションのランドリープラントに対応し、自動生産ラインを実現する先進技術や、熱や水など資源の再利用、省エネ性能の向上。安全性の確保。そしてさらなる清潔さを実現するための、洗剤と水の研究……。お客様のニーズに応えて、最先端の製品を世に送り出し続けること。それが私たちの製品開発の使命です。

アイナックス稲本では、国内向け設備販売のみならず、海外に向けた新工場レイアウト提案、機種選定、設備輸出、試運転調整指導員派遣等を積極的に推進。韓国・台湾を中心に、東南アジア・中国といった地域に輸出、販売実績を持ち、幅広く「ランドリープラント向け設備輸出」をトータルでコーディネイトしています。また、お客様の「海外進出」「海外でのビジネス展開」など、お客様が海外進出する際のサポートにも取り組んでいます。